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有原栞菜(最終章) (2008/07/23) |
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これをここに書いてしまっていいのか迷ったのですが、ここにはそれほど訪れる人もいないので
要約だけをまとめておくことにします。
それは去年の暮れから始まりました。
「来年は海外転勤があるかもしれない。」
栞菜は今までもそんな話はときどきあったので
「またきっと流れるんだろうなぁ?」と思いました。
でも今回は年があけるとだんだん現実味を帯びてきました。
そして栞菜が中学を卒業したらお父さんはアメリカに出張することになりました。
普通ならば栞菜は家族と一緒にアメリカに行って向こうのハイスクールに入学するところなのですが
栞菜は℃-uteがあります。メンバーや事務所にこのことを話すとみんな日本に残るように薦めました。
特にリーダーの舞美は「うちの子になって一緒に暮らそうよ。」と言ってくれました。
栞菜はどうしようか迷いました。℃-uteは本当に大好きだし、完全に自分の生活の一部になっていたので
こんなときにやめるなんてまったく考えてもいませんでした。でも家族はずっと3人で生活してきたし
両親も栞菜のことを大切にしてくれたし別れて一人で暮らすことも簡単にはできません。
栞菜はもうすぐ卒業とはいえまだ中学生です。一人で生活する心細さを考えると
とてもちゃんとやっていける気はしませんでした。それからアメリカで生活するのは
今までになかった新しい世界を経験できる楽しみもあり、今後の長い人生にとって
貴重な体験になりそうな魅力がありました。またお母さんはおっちょこちょいで
お父さんが仕事に行っていない時間のことを考えると大失敗をしでかしそうな心配もありました。
悩みに悩んだ末結局家族でアメリカに行くことに決めたのです。
メンバーにそのことを伝えるとみんな相当なショックを受けたのですが
栞菜が決めたことなのでどうしようもありません。それにみんな栞菜も
悩み続けた上での結論だということをわかっていたのでみんな
「向こうへ行ってもかんばって。」と言って送り出してくれました。
栞菜が出演した最後のラジオ放送ではメンバーは知っていましたが、
公にはしていなかったので梅さんと愛理は悲しみを隠しながら
そして栞菜は「自分が元気を出さなくてはいけない。」と必死に明るく振舞い二人を元気付けながら
放送を続けました。そしてこの放送を最後に事実上℃-uteを卒業したのです。
事務所は?というと事務所のほうも栞菜が抜け℃-uteのバランスが崩れたときの
ダメージが大きいことをわかっていたので必死に引き止めました。
しかし栞菜が中学生ということもあり、またすでに気持ちも固まっているので
できることには限度がありました。
そこで「外反母趾の治療のために活動休止」とうことで公には発表して
時間を稼ぎ、栞菜が海外での生活に合わないで日本に帰って来たくなることに最後の望みをたくしました。
栞菜が戻ってきたときには快適な生活ができるように準備して待っていたのです。
ただ契約は一度解消するしかなかったので時間がない中で栞菜に関して
最後のどたばた劇を演じることになってしまいました。
舞美は最初は栞菜がいない℃-uteなど想像することもできずにいて
まったく実感がわかずそのため悲しみさえも感じないでいましたが
栞菜がいない℃-uteを実際に体験しているうちに心に大きな穴があいて
しまったようなどうしようもなくつらくやりきれない悲しみを感じてすっかり落ち込んでいきました。
まだ日本にはいましたがもう℃-uteの活動には参加していなかった栞菜は
メンバーから舞美がすっかり落ち込んでしまったことを聞かされ、最後に
舞美のラジオ放送に励ましのメールを送りました。
そのメールはラジオの中でも放送されたのですが、舞美は
「つらいのは自分だけじゃない。栞菜は℃-uteのことをとても心配してくれているんだ。
自分が落ち込んだ姿を見せているときじゃない。」とまた気を奮い立たせがんばり始めました。
舞美は栞菜のメールにさりげなく栞菜には通じるように放送の中で返事を伝えました。
そして栞菜は本当は℃-uteのコンサートを見てから日本を離れたかったのですが
このときの状況ではこっそり見に行って自分が来ていることを誰かに知られたら
大変なことになってしまいそうだったのでコンサートには行かず
静かにアメリカに向かいました。
そして栞菜は当たらしい生活を℃-uteは6人の℃-uteをスタートさせました。
その中で舞美が一番栞菜が戻ってくる奇跡を祈っていたのですが
ついにその願いは実らず7月9日の発表になりました。
ラジオなのでわからなかったのですが、舞美は涙を流しながら栞菜が脱退したことを
改めてリスナーに伝え、放送の最後に栞菜の掛け声で始まる「まっさらブルージーンズ」を
流して栞菜との別れに終止符を打ちました。
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